ほら、私ってサバサバしてるじゃん?何でもハッキリ言っちゃうから、黙ってれば美人なのにってよく言われるんだよね~。
と聞いてもいないのに自己紹介をしてくる女性を、自称サバサバ系女子といいます。今回は私が一緒に働いた、伝説級の自称サバサバ女子Sさんについてのお話。
彼女は私に上記の自己紹介をしてくれました。最初は明るくてハキハキした気持ちの良い方なのかなと思いましたが、一緒に過ごす時間が増えるたびに気が付いたのです。
この人は、サバサバしているんじゃない。空気が読めなくてわがままなだけだ…あまり深く関わっちゃ駄目だ…
彼女と過ごした約3年間【私はあんなふうになりたくない】と感じることが多く、ある意味でとても貴重な体験をしました。
こんな人いるんだな~を忘れないためのメモに。また、はたから聞いている分には面白いと家族や友人からは好評だったため、【自称サバサバ系女子あるある】とともに、彼女の伝説をまとめてみました。
自称サバサバ系女子にありがちなことまとめ
謎に頑固で人の意見を聞かないことをサバサバと思いがち
まったくもって言わなくていいことまで直接本人に言いがち
友達が少ないのを正当化しがち
彼氏の惚気や過去の恋愛武勇伝を聞いてもいないのに言いがち
悪気があるのかないのかとにかく言い方がキツイ
伝説のパートを雇ってしまう
後に伝説のパート(悪い意味で)と呼ばれてしまう女性を雇ってしまいます。これが、Sさんが退職してからも私たち正社員を苦しめる存在になってしまいました…。
- 平日休みの週休二日で求人を出していたが、土日休み希望で応募
- 子どもがふたりいるが実家には諸事情あり預けたりできない
- これまで会社勤めの経験なし
- こじかと同い年(アラサー)
正直、この情報だけでかなりの地雷臭がありました。
いい人材を雇ったよ!おしゃべりが上手で、すごくやる気があるの。子どもが大きくなった8年後に立派な正社員になれる人材!
は、8年!?今、すぐに戦力が欲しいのに!?欠勤、早退絶対するよ!?
お子さんが熱を出したらどうするんですか?インフルエンザになったら?残念ながらうちは人手不足です。そういった女性をサポートできる体制が会社にありませんし、その体力が現場にもありません。パートとは言え貴重な戦力です。正直言って、後々大変だと思います!
私はいいと思ったし人事も所長もいいと思ってるけど、あなたがそう思うなら採用やめるけど、どうする?ていうか、こじかちゃんて本当にネガティブだよね
……そんな言い方をされたら、もう何も言えません。そもそも怖すぎてこのやり取りのときもすごく手が震えていたのをよく覚えています。
まあ、8年間Sさんが面倒みるつもりならいいか、と引き下がらざるをえなかったのですが、その半年後ぐらいにSさんは寿退社が決まります。おーい!話がちがう!笑
世界的ベストセラーの書籍『嫌われる勇気』と出会うきっかけになるほど、Sさんの残したパートさんの存在は私を苦しめました。
まとめ
Sさんが退職をして私は今、彼女に代わってリーダーをしています。
彼女と同じ立場になって、彼女が色んなストレスと戦っていたことがわかります。
所長、本部、営業部、来場されるお客様、常連さん、色んな人がそれぞれに都合のいいことを言ってくるなかでバランスをとっていく職務です。ほかのスタッフを守るために各方面の人たちと話し合いをしたり、トラブルが起きたら責任を取って怒られねばいけなかったり…。
Sさんが背負ってきたものがわかる一方で、彼女が苦しかったのがわかる一方で、どうしても私は彼女のようにはなりたくありません(迫真)こうなるなよ!こうなっちゃだめだぞ!こうなるぐらいなら私は潔く今の職場から消えるんだ!
Sさんとの日々は、「こう…なんかこう…すごく嫌!!なんだろう…配慮かなぁ!?配慮が欠けていて残酷です!!」と脳内で竈門炭治郎が叫ぶことが多い日々でしたね。とりあえずネタとして皆さんに楽しんでいただけたら何より!
Sさんの退職を神頼みしたら願いが叶った記事もまとめております。(何それ)
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