会社と私の熱量の差がえぐい

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社畜OLのこじか(@kozikalife)です。

いつのまにか中途半端な中間管理職に就いている私。

とは言え名ばかりの管理職で、上と下に挟まれてうまく立ち回れず悩んでいました。

気が付いたら後輩がいて、気が付いたら部署のリーダーになっていて、後輩たちに気を配りつつ、課長やら係長やらに絡まれてもヘラヘラせずに気丈でいなければならない立場。

少し前までは笑ってその場をごまかせば良かったのになぁ。

お給料が貰えればそれでいいと思いながら、柄にもなく責任感を持って立ち回っているらしく日々の体力気力の消耗がめちゃくちゃ激しいです。

そして最近思うんです。

会社と私の熱量の差がえぐくない???

私のような職場で中途半端な立場にいて、悩んでいる女性に共感してもらいたいだけの記事です。

目次

完全に会社側の片想い

そうです会社が私に絶賛片想い中です。

仕事の話ですが、唐突に恋愛に例えます。恋愛って、片方が過度に期待したり想い過ぎるとバランスが悪くなりますよね。

恋愛中、一方が相手を好きすぎると、もう一方からしたら「重いな~」とか「面倒くさいな~」とか思われたりする場合ってあるじゃないですか。

私にとっての恋愛は、シーソーや天秤のイメージです。バランスがとても大切で、どちらかが重かったり軽すぎると傾いてしまう。

傾いたまま一緒にいるのはお互いにとって居心地が悪く、場合によっては苦しさすら感じることもあるでしょう。

これはどちらが悪いとかそういう話ではなくて、どちらも悪気がないうえでの状況だからこそつらく悲しいことです。相性とかタイミングとかすれ違いの話だから!

つまり何が言いたいかというと『会社側の私への片想いが重くて辛くて苦しくて居心地悪いんだが?』ということ。

会社、私の気持ちを無視してくる。

すれ違う私と会社

ここで問題になるのは、会社は私に対して片想いをしていることに気が付いてないことです。

あるいは気が付いていてあえて私の気持ちを無視しようとしているのかもしれない。

「数字を意識しろ」とか「前年度より実績を伸ばせ」とか「期待してる」とか「頑張ってくれてるのはわかってる」とか言ってくるけれど全然響かないわけです。

なぜなら私の仕事への熱量が、会社が思っているほどにないから。というか現在やる気が皆無。

私の頭は「この会社、辞める?続ける?」でいっぱいなのに、「実績を伸ばすにはどうするべきか」なんて課題を出されても気持ちが追い付かない。

ごめんね上司。ごめんね会社。すれ違ってるよね私たち。

私は知ってる。お給料分の仕事をしてお給料を貰いたい私と、お給料分以上の仕事をしてほしい会社との間には溝しかないこと。

でも会社はその溝に気が付いてないどころか、当然私も同じ熱量でやってると思い込んで色々言ってきます。

うんざりします。

こちとらストレスで咳は止まらないし、マルチタスクのし過ぎですぐイライラしちゃうようになったし、家に帰ってもなんだかんだ仕事が頭から離れなくてもう限界です。

私たち、近すぎたのかも。一緒にいすぎたのかも。

残業が多くなったあの時から………私のモチベーション、消滅してるの。

退勤して家に帰るまでの道のりでそんなことを思ったりしています。(通勤時間は人生の無駄って良く言うけどここにきてめちゃくちゃ実感!!)

ねえ上司、心って知ってる?

左手の薬指に指輪をはめている上司からの一方的な仕事への熱意を受けながら、「私もあなたの奥さんと同じ人間で、心があること忘れているのかな…」と思うこと多々。

それともこの人は家庭でも、人の顔色や体調を顧みず言いたいことだけ言うのだろうか…ご家族も大変だなぁ。

なんて、会社で指示を受けながら、ぼんやりと大きなお世話であろうことを考えています。

そして出勤するたびに、管理職の人が全然管理できていないのを目の当たりにしています。

理不尽な言動や、筋違いな言い分、気遣いのかけらもない人の薬指を見ながら「この人のパートナー…大変そう…(哀)」と思うのは私がアラサーだから結婚意識しすぎてそう感じるのかと思いきや……20代前半の新人ちゃんもこの前同じこと言っていたのでわりと女性の共通意識かもしれないです。

せっかくなら、「この人のパートナーは幸せなのだろうなぁ」と思われるような仕事と振る舞いを心がけたいところです。

反面教師にさせて頂きます。上司、それだけは感謝。

人間は十人十色でオンリーワンな生き物なので、全員に同じように指示して言葉をかけても同じようには動かないわけです。

それぞれに響く言葉、響かない言葉がある。自分も絶妙な管理職の立場にいるのでそれを忘れないようにしたいです。

とはいえ、私も自分のことで精一杯なのと同じように、上司も精一杯なんだろうなということも分かっているのです。

年功序列や社歴だけで役職が決まり、適材適所で人事をしないのは日本の伝統芸のようなものなので、弊社もまさにそれに則って組織が出来ているのですから。私も上司も日本の文化の被害者なのかもしれません。

会社と私の熱量差をこれからどうするのか

こじか

どうしましょう(丸投げ)

まずは会社を辞める、辞めないですが、今のところは辞めないと考えています。

私が会社を辞めない理由
  • 給料が良い
  • ボーナスが良い
  • 固定給って安心

以上、お金です。

そして大切な仕事との付き合い方ですが、『熱量差に負けないで溝をそのままにしてお金を貰う作戦』でいこうと思います。

『熱量差に負けないで溝をそのままにしてお金を貰う作戦』

はい、大切なことなので強調いたしました。

冷静に考えて、この熱量差を埋めようとするとこちらが倒れることになります。

弊社の偉い人たち同士が飲み会の席で言っていました。

偉い人

会社の利益がでるかどうかは、定時以降の働き方にかかっている。いかに残業をさせて仕事をさせるかが重要。

弊社、中小企業ではありません。残念ながら全国に支店のある東証一部上場企業です…。

そんな会社がこんな経営しているのです。つまり、社員が会社の期待に応える=過剰労働に繋がるのです。

全国の会社の偉い人たち。私のような社員のふりした忍者が実は飲み会に参加していて、あなたたちのお話に耳をそばだてていることをお忘れなきよう…。

『熱量差に負けないで溝をそのままにしてお金を貰う作戦』のポイントを3つまとめました。

  1. 仕事のスタンスは「給料分の仕事はするさ」という銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーの姿勢を貫く。
  2. 会社からの指示に対しては、“できること・できないこと”をきっちり分けて考え、現場が無理することで“できた”を増やさないようにする。
  3. 管理職である自覚を持つ。同部署の後輩、同僚に対して体調、モチベーションを考え、聞き取りをして無理をさせない。(自分のしんどいと他の人のしんどいのラインには差があることを忘れないこと)

私はこの3つを大切にしたいと思います。

まとめ

以上、会社と私の熱量の差は失くせない。ずっと居心地悪いけど今のところはお金のためにとりあえず我慢!ということになりました。

きっと多くの人が私と同じ居心地の悪さを抱えていると思います。

仕事が大好き!生きがい!という人もいるでしょう。でもそうじゃなくて同じ悩みを抱えている誰かに、私みたいなやつもいることが届きますように。願わくば誰かの勇気に繋がりますように。

別に、固定給貰えてるんだから、サラリーマンなんてそれでいいんです。無理して自分を蔑ろにしないでくださいね。(咳を止めてから言えこの社畜!)

最後までお読みいただきありがとうございます。

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